2006年 04月 21日
Tepper International Festival |
日本人学生は代々気合いの入った「お馬鹿な」プレゼンをする伝統があり、我々一年生が準備をするに際し先輩方の作品を見たとき、そのクオリティの高さ(と面白さ)に圧倒されたものだ。先輩方はその作品で観客の爆笑を集めたらしい。(日本のプレゼンはあまりに人気なので、学校側が同様に人気のあるインドのプレゼンとバッティングしないよう調整するくらいだ。)脈々とつながるTepper日本人学生の伝統を汚さぬよう、皆で気合いを入れて挑む。
僕が担当したのはプレゼン資料作成。基本的には先輩方の過去の作品をベースに、大幅なリファインを施す。パワーポイントをエキサイティングで面白いものにすべく、グラフィックとアニメーション、音響効果を盛り込む。資料の作成に際し、初めてグラフィックソフトで写真の合成をしたり(コラージュというやつ)、音楽ファイルの波形編集をしたほどだ。忙しい勉強の合間を縫って(というか勉強そっちのけで)、30時間程度費やしてようやく作品が完成した。自分自身の過去の創造物の中で、間違いなく最高傑作といえる出来となった。
いよいよプレゼン本番。教室を借り切った会場には、既に満員の人だかり。司会役のOsamuが突然ミニスカポリスの格好になり観客の心を掴んでからは、後はひたすら爆笑の連続だった。Osamuのトーク、Tomoのイッキ飲み、Yoshiのお札勘定、最後の二人羽織ホットドッグ早食い競争まで、会場と一体になってひたすら盛り上がっていた。
自分のスライドのオチでみんなが笑うと本当に嬉しい。日本人が面白いと思う感覚で作ったもので国籍も文化も違うみんなが笑うのを見ると、笑いに国境はないんだな、なんて思う。(もっとも、我々がそこまで面白いと思わないところで何故か爆笑が起こったりもしたけれど)
今回の大成功は「より質の高いものを」と思い努力を費やした成果だと思う。Tepper Lifeを鮮やかに彩る、とても素敵なイベントとなった。
by mellon2007
| 2006-04-21 12:37
| 学校生活