2006年 03月 21日
アメリカの教科書 |
学期が始まる都度、憂鬱になるのは教科書を買うこと。何せこっちの教科書は高い。感覚的には、$40だと安い、$80だと普通、$120だと高いって感じ。今まで買った一番高い教科書なんて、$140(日本円にして1万6千円超)!この高さはハンパじゃない。
出来るだけ教科書代を浮かそうと、クラスメートは皆中古本をあさったり、International Edition(基本的にはアメリカ版と同内容だけれど、表紙がちゃちな並行輸入の廉価版)を買ったり、図書館や先輩から借りて済まそうとしている。それらの手段が通用しない最悪の場合に限り、仕方なく正規の値段で買うという感じだ。
改めて、Tepperはお金のかかる学校だ。学費はそもそも高いし、ミニセメスター制なので授業の数は倍、買わなきゃいけない教科書の数も倍。しかも、せっかく買った教科書を授業で使わなかったりする一方、授業によっては教科書なしではついて行けなかったりするので、「買うべきか否か」の判断は難しい。
その辺、写真のコースパケットはありがたい。コースパケットとは、授業で使うプレゼン資料やケース、参考資料を綴じたファイルで、これは無料(単に授業料に含まれているだけだが)で配布される。教科書よりもわかりやすく、コンパクトにまとまっている貴重な資料だ。(見た目もカラフルでラブリーだし)
恐ろしく無愛想なコピーセンターの兄ちゃんからコースパケットを受け取る都度、ああ、また新学期が始まるんだなぁという感慨がこみ上げてくるのである。
by mellon2007
| 2006-03-21 18:41
| 学校生活