2006年 02月 11日
法律のお仕事 |
僕は大学時代、法学部で国際取引法を専攻した。そして、卒業後はメーカーに就職し、法務部に5年間所属。そこでは主に契約書の作成、米国民事訴訟、コンプライアンスを担当した。
法務部の仕事はとても面白かった。例えば契約書は企業のあらゆるオペレーションで必要なものだから、共同開発契約、製造委託契約、株式売買契約、合弁事業契約等の幅広い契約書の作成を通じて全社の様々なオペレーションを俯瞰することが出来た。そして、入社数年目の立場にも拘わらず、役員や部長クラスの方々と会議で同席し、「法律の専門家」として意見を述べることもできた。また、コンプライアンスでは社内にルールを徹底すべく教育資料を作成したり、講義したりもした。法務部では慎重且つ緻密な仕事を要求されるため、スピード重視の営業部門の人とはぶつかることが多かったけれど、そのぶつかり合いを経て、多くを学んだし、自分なりに顧客志向のサービスを提供できたと思う。
とても面白い法務部の仕事だったけれど、基本的にはビジネス部門をサポートする裏方の仕事で、自らビジネスの最前線に立ち意志決定するわけではない。働いているうちに、「裏方ではなく、もっと表に出たい。ビジネスの最前線に立ち、相手方と直接交渉したい。リスクを踏まえて意志決定をしたい。」そう強く思うようになってきた。そして、運良くビジネススクールへの切符を手に入れ、こうして今ビジネスを学んでいる。卒業後は、法務部には戻らず、出来るだけビジネスの最前線で働きたいと思っている。
でも、その一方で改めて法律を勉強しなきゃいけないと思っている。僕は弁護士の資格は持っておらず、ただ実務を通じ法律を学んだだけだ。法務部出身です、法律のことは聞いて下さい、と自信を持って言えるよう、もう一度ちゃんと勉強しなければと思う。
改めてそう思ったのは、このブログを読んだから。日本で弁護士業務を行い、アメリカでロースクールを卒業後、現在シカゴのローファームで働くマサヒロさんはまさしく法律の「プロ」だ。ブログから垣間見えるその洞察の深さ、文章の緻密さは素晴らしい。そして、模擬裁判とはいえ法廷弁護士として英語で弁護し尋問している。法律の世界でも、ビジネスの世界でも、やっぱり「プロ」はすごい。
僕はまだどちらの世界でも素人だ。プロを目指し、もっともっと、頑張らないと。
法務部の仕事はとても面白かった。例えば契約書は企業のあらゆるオペレーションで必要なものだから、共同開発契約、製造委託契約、株式売買契約、合弁事業契約等の幅広い契約書の作成を通じて全社の様々なオペレーションを俯瞰することが出来た。そして、入社数年目の立場にも拘わらず、役員や部長クラスの方々と会議で同席し、「法律の専門家」として意見を述べることもできた。また、コンプライアンスでは社内にルールを徹底すべく教育資料を作成したり、講義したりもした。法務部では慎重且つ緻密な仕事を要求されるため、スピード重視の営業部門の人とはぶつかることが多かったけれど、そのぶつかり合いを経て、多くを学んだし、自分なりに顧客志向のサービスを提供できたと思う。
とても面白い法務部の仕事だったけれど、基本的にはビジネス部門をサポートする裏方の仕事で、自らビジネスの最前線に立ち意志決定するわけではない。働いているうちに、「裏方ではなく、もっと表に出たい。ビジネスの最前線に立ち、相手方と直接交渉したい。リスクを踏まえて意志決定をしたい。」そう強く思うようになってきた。そして、運良くビジネススクールへの切符を手に入れ、こうして今ビジネスを学んでいる。卒業後は、法務部には戻らず、出来るだけビジネスの最前線で働きたいと思っている。
でも、その一方で改めて法律を勉強しなきゃいけないと思っている。僕は弁護士の資格は持っておらず、ただ実務を通じ法律を学んだだけだ。法務部出身です、法律のことは聞いて下さい、と自信を持って言えるよう、もう一度ちゃんと勉強しなければと思う。
改めてそう思ったのは、このブログを読んだから。日本で弁護士業務を行い、アメリカでロースクールを卒業後、現在シカゴのローファームで働くマサヒロさんはまさしく法律の「プロ」だ。ブログから垣間見えるその洞察の深さ、文章の緻密さは素晴らしい。そして、模擬裁判とはいえ法廷弁護士として英語で弁護し尋問している。法律の世界でも、ビジネスの世界でも、やっぱり「プロ」はすごい。
僕はまだどちらの世界でも素人だ。プロを目指し、もっともっと、頑張らないと。
by mellon2007
| 2006-02-11 01:46
| 思ったこと